維新の会を考える

大阪から平成の維新を興す志士。

日本文化は有史以来、万世に誇れるものである。明治維新以降の近代文明に限っても、日本は常にトップ集団の中に位置してきた。古代の律令制度に始まり中世・近世の封建制度の政治機構に於いても、日本国は多様な地方文化を等価に育んできた事は注目に値する。しかし現代のグローバリゼーションの中で、日本文化の豊かさが急速に失われつつある事が心配である。封建制度の統治機構に戻すことは出来ないが、今の東京一極集中の流れの中では日本文化の衰退は避けられない。まさに個人の自由と権利を尊重しながら、地方文化の多様性を発展できる政治体制の確立が要請されている。そこで大阪維新の会の新しい政治運動による畿内の復興が、日本文化全体の再活性化に繋がる事が期待されているのである。