福島原発の処理水に映る小泉進次郎の姿
福島の原子力発電所で、放射性物質を含む汚染水を、これ以上貯蔵できない事は自明である。ALPSで多核種除去した後の処理水に、トリチウムなどは残るが、その濃度は生物学的危険度を超えるものではない。処理水を海洋放出することは、科学的に許容出来る。
原田義昭の発言は、唐突ではあったが正論。
小泉進次郎は、さて何を言うかと固唾をのんで見守っていたら、白々しく無責任で先延ばしの発言をしただけであった。流石、我らがドンキホーテ。タイムリミットの3年後には、自分が環境相では無い事を見越しての発言である。政治を演劇と勘違いする無知な男が、日本の思考を停止させた罪は万死に値する。金正恩かヤクザの様に、肩を怒らせ、肘を張って歩く、小泉進次郎の姿は、何とも滑稽で情けない。
後に、松井一郎と吉村洋文が、原田義昭の言葉を補足したのが、せめてもの救いであった。