FOMA を USB 接続した PIC マイコンで操作

<< FOMA を CDC 接続された USB host から AT command で制御 >>

USB CDC host を実装した PIC マイコンで何が出来るかを考えていると、FOMA が USB で制御出来る事が判ったので実験する事にした。(これを読まれている方は当然 FOMA からスマホに移っている事は承知しています)

先に作成した USB host board (PIC24FJ64GB002) にプログラミングして、Pin6 (RB2) に接続されたスイッチを押すと、時報番号 117 に発信する仕様とした。

Docomo の資料を手掛かりに、USB CDC host 用の framework を AT command が送信できるように加筆して、どうにか時報を聞く事が出来た。

<< Reference >>

Microchip Libraries for Applications (MLA) v2014_07_22;

FOMA(フォーマ)に関する資料 ( https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/technology/document/foma/ )

<< 自作ボード (PIC24FJ64GB002) >>

平成26年8月31日の稿で示したボードを使用。

Clock and pin connection of my board with PIC24FJ64GB002 :

FRC 8 MHz – 96 MHz PLL;
48 MHz for USB Module (96 MHz PLL divide by 2);
32 MHz for System Clock (96 MHz PLL divide by 3);

LED : RB0, RB1;   Swich (pull down) : MCLR, RB2;

LCD : SC1602BBWB-XA-GB-G ( RS – RB7, R/W – GND, E – RB8, Data bus: DB4 – RB9, DB5 – RB13, DB6 – RB14, DB7 – RB15 );

<< テスト用 FOMA USB driver >>

(A project of MPLAB X IDE containing HEX.file only)

USB CDC class が実装されている FOMA ならば、Activated 状態に遷移させる汎用性を持たせました。

<< 追記:平成26年11月15日 >>

CQ 出版 Interface 2014年12月号が、まさしく自験に合致する特集であり、早速購入しました。

USB host board を二つ用意して、Ten keypad から入力した番号へ FOMA から発信する実験に取り掛かる。(~~~ 武士の侍が、馬から落ちて落馬して ~~~ )

<<追記:平成26年12月14日>>

Twin USB-OTG board の初稿を平成26年12月14日に記す。

<< Part 2 : 新たに稿を設けて自験を記す >>